茨城県牛久市 屋根葺き替え工事がスタートしました。(フルリノベーション工事)

茨城県牛久市のフルリノベーション工事のうち、屋根の葺き替え工事に着手しました。

 

 2月の末にスタートした戸建て住宅のフルリノベーション工事も3か月経過し、いよいよ外回りの工事に着手しました。


屋根の葺き替え工事


スタートは既設屋根材(スレート和型)の撤去から。

 

閑静な住宅街なので、荷揚げ機を使って階下に降ろしてから、運搬用にレンタルした2tダンプに積み込んでいきます。

 

瓦を剥がしたところ、下の写真のように下葺き材(ルーフィング)の破れたところが認められました。


こちらの住宅では過去に葺き替えや葺き直しなど行われていないので、新築時に踏み抜いたものと推察します。


全ての屋根材を撤去し終えた様子です。


屋根材はすべて荷揚げ機を使用し階下へ降ろし終えました。

残った瓦桟を撤去して、ほうきや掃除機を使って屋根面を清掃します。


瓦桟を撤去して清掃が終わったところです。

 

この時点で13時を回っていました。

この日の目標は下葺き材(ルーフィング)まで張り終えることなのですが、間に合うでしょうか。


ここからは下地の補強工事に進みます。


構造用合板12mmを既設野地板に重ね張りします。


既設下葺き材を残しているのは、野地板の隙間から小屋裏にゴミなどが落ちないようにするためです。{スズメやムクドリが瓦の下に巣を作っているので、フンや集められた草などのゴミが埃や土に混ざってかなりの量(土嚢袋3つ分ほど)になっていました。}


ほぼ全体に構造用合板を張り終えた様子です。


屋根垂木の位置に墨を打って釘打ち機で固定します。

その後、下葺き材(ゴムアス系ルーフィング)を下から順にタッカー(大きなステープル)で留めつけて、最後に重ね目を垂木などで固定して風による捲れを防止します。


下葺き材(ゴムアス系ルーフィング)を張り終え、重ね目を垂木で養生しました。


この日はこれで終了。1日の作業予定をクリアしました。


本日、屋根材が入荷したので早速ガルバリウム鋼板屋根材「スーパーガルテクト」の施工に着手しました。


下葺き材に再度屋根垂木の位置を墨付けしていきます。


それと同時に軒先唐草板金(スタータ)を取り付け、切妻屋根なのでケラバ水切板金も取り付けてしまいます。(ケラバ水切板金には釘を直接打たずに、吊り子と呼ばれる板金の端材で作ったもので間接的に固定します)


屋根の施工


ガルバリウム鋼板屋根材「スーパーガルテクト」を荷揚げして、軒先から墨を打った箇所を目安にステンレススクリューネイル(12×50)で固定していきます。


屋根の半分ほどを葺き終えました。


本日の作業はここまで。

屋根の半分ほどを葺き終え、荷揚げした屋根材を仮固定しました。

反対面はすがり部が2か所それぞれ寸法が異なるので、少々手間がかかります。


梅雨入り


関東地方も梅雨入りしたようですが、月曜日から3日続いた雨もやっと止んだので屋根の施工を始めることができました。

昨日は雨の中、外壁の高圧洗浄を塗装屋さんが進めてくれました。

戸建住宅のフルリノベーション工事も外回りの工事へと進み、屋根工事、外壁塗装工事、軒天・破風板金工事・雨樋工事が始まりました。

まだまだ、内装もクロス工事や電気工事が残っていますが、こちらはそれぞれの職人さんにお願いしているので並行して進んでいく予定です。

梅雨の晴れ間を逃さぬよう6月中の完成を目指して頑張っていきます。


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