茨城県つくば市 戸建住宅の瓦棒葺き屋根に稲垣商事ICたてひら「スタンビーTL-333」でのカバー工法を採用した屋根工事がスタートしました。
仮設足場および荷揚げ機を設置しました。
当初は既設瓦棒を撤去してから、ICたてひら「スタンビーTL-333」を施工する予定でしたが、既設屋根材を剥がそうとしたところ屋根の下地が合板ではなく野地板で構成されていることが判明しました。
下地が野地板の場合、その強度と固定力に不安が残るため構造用合板による補強を考える必要があります。
まずはお施主様に事情を説明して了承を得ることが肝心なので、作業を中止してご説明の機会をいただきました。
土曜日の着手だったので翌日(日曜日)にお会いできました。
下地の状況をご説明、既設屋根材の撤去にいただいていたご予算をそのまま下地補強費へスライドすることで追加のご負担を必要としない形で了承いただきました。
養生
今回既設のトップライトは撤去するので、室内のトップライト下側をマスカーで塞ぎ、さらに床や周辺をブルーシートで覆いました。
資材の発注
必要となる構造用合板12mmと心木無し瓦棒に添える垂木を材木店に発注しました。
火曜日の午前中に配達されたので、荷受けして養生しました。
準備は整ったのですが、台風が発生した為しばらくの間天候不順が続くようです。
梅雨入りしたかと思えば猛暑が続いて雨は降らず、このまま梅雨明けかと噂すれば台風きっかけの雨模様。
週末は晴れそうですが、同時に暑くなるそうです。
今年から事業者に熱中症対策が義務付けられたそうです。
当社ではすでにファン付きウェアやペルチェベストを従業員に配っておりますので、特に対応を迫られるわけではありませんが、それぞれ2万円程度の予算は必要になるので多くの従業員を抱える事業者さんは大変だろうなぁと思います。
ペルチェベスト(ワークマン2025発売)
水色の保護シールがペルチェ素子の接触部分です。反対側がファンになっていて交換した熱を排出する仕組みです。ペルチェ部分が5か所にセットされたことで昨年まで使用していた「水冷服」を冷却能力で上回ったのではと思い購入しました。
セットされている専用バッテリーでは3~5時間程度の使用目安となるため、追加で専用バッテリーを購入済みです。難点はバッテリーの充電に約9時間要すること、家に帰ってから忘れずに充電(別々に2つとも)しないといけないですね。