茨城県牛久市 ニチハ「パミール」葺きの屋根にガルバリウム鋼板屋根材「シルキーG2」でカバー工事を行いました。
施工前の調査時の様子です。褪色や割れはもちろん「パミール」特有の積層剥離も各所に認められました。
(パミールは石綿含有建材ではないので、飛散防止などの対策は不要です。)
既設棟包板金を外してルーフィングをカットした隙間から屋根垂木の位置を確認。
粘着タイプの下葺き材「貼ってGO」を全面に貼り付けた後、「シルキーG2」の施工を進めていきます。
こちらは「すがり部」の調整の様子です。
調整用ピースを左右の軒先スターターに合わせて留め付け。
調整用ピースを留付けたビス頭を覆うように防水テープを貼り付けました。
右側から本体屋根材を取り付けていき、調整用ピースに嵌合させ通して葺き上げていきます。
棟違い部の軒天との取り合いは「イージーフラッシュ+」で防水処理。
この部分に隙間が開いていると害獣(タヌキやハクビシン、アライグマなど)が小屋裏に侵入する恐れがありますので、しっかりと塞ぐことが肝心です。
棟包板金まで取り付けて工事は完了しました。
施工前
施工後