茨城県土浦市 平板スレート「アーバニー」へのスーパーガルテクトによるカバー工事①

 土浦市で平板スレート「アーバ二ー」葺き屋根へのカバー工事をスタートしました。

 今回ご採用いただいた屋根材はアイジー工業:スーパーガルテクトのSシェイドチャコールになります。

 既設屋根材がアーバニーなので厚物用のスターターを使用します。

 既設の棟板金(今回は差棟仕様でしたので差棟板金と専用屋根材)を撤去した後、厚物用のスターターを取り付けてから「貼ってGO」を全面に貼り付けました。

 

 今夏の暑さはとても厳しく、丸一日作業を続けることが困難な日も。

午後からの天気予報の気温が35℃以上と熱中症アラート(危険レベル以上)が発令された場合は、素直に午前中で作業を切り上げ帰宅する日が半分くらいあり、お盆休み前に終わるつもりでいたものの2階の屋根を終わらせることが精一杯でした。

 スーパーガルテクト専用雪止め金具を2段目に取付。

 この2面はすがり部があるので、途中で調整が必要になります。

 屋根材の上端部(重ね部)を切り取り、長さを調整してその上端部を固定。

防水テープなどでしっかり雨水への対策を施して納めます。

 このあとはトップライト廻りの施工と防水処理に進みます。

 今回使用したトップライト廻りの防水材ですが、「イージーフラッシュplus」という商品で屋根廻りの防水処理において多目的に使用できるシートです。

 

 乾式面戸シート「ハイロール」と似たような商品ですが、こちらは裏面全体にブチルが粘着層として形成されており、コーティングされたアルミシートにつけられたギャザーにより追従性が高いため施工しやすいと思います。


 本体施工を終えました。(2階屋根)

 毎度おなじみのEPDMシーラーと棟下地(貫板)を取り付け、棟包板金を固定してお盆休み前の作業を終えました。

 熱中症アラートの「極めて危険」が発令される日が多かった8月前半の作業でした。

 今年は水冷服「アイスマンインナーベスト」と空調服を併用していても、

 一緒に働いている仲間の顔が真っ赤になっている様子に「無理は出来ないなぁ」と、午前中で作業を切り上げる判断せざるを得ない状況。


 お施主様の「無理はしないでね」というお言葉に甘えさせていただき、遅れ気味ではありますが着実に作業をすすめています。

 また、お盆休み明けに1階屋根の施工を進めていくので、その様子も後日アップする予定です。

 


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