はじめに
屋根修理は「今すぐ」考えるべき住まいの課題
屋根は、日々の雨風や紫外線から私たちの暮らしを守ってくれる、住まいの“盾”とも言える存在です。しかし、経年劣化や台風・積雪などの自然災害によって、知らず知らずのうちに傷みが進行していることも少なくありません。
「最近、天井にシミが…」「瓦がずれている気がする…」そんな不安を感じたら、屋根修理を検討するタイミングです。
とはいえ、屋根修理には数十万円〜百万円以上の費用がかかることもあり、すぐに決断できない方も多いでしょう。そこで注目したいのが、補助金や助成制度の活用です。
この記事では、つくば市で屋根修理を検討している方に向けて、補助金の対象になるケースや申請方法、注意点などを詳しく解説します。
つくば市で屋根修理に使える補助金制度とは?
屋根修理に関する補助金は、国・県・市町村それぞれが独自に設けている場合があります。つくば市では、以下のような制度が活用できる可能性があります。
① 住宅リフォーム助成制度
(つくば市安心住宅リフォーム支援補助金)
つくば市では、地域経済の活性化や居住環境の維持向上を目的として、一定の条件を満たす住宅リフォームに対して補助金を交付しています。
*第一期;令和7年5月9日から7月31日まで(受付終了)
*第二期;令和7年8月1日から11月28日まで
対象工事の例
• 屋根の葺き替え、塗装または防水工事
• 外壁の張り替え、塗装または防水工事
• 床、壁、窓等の断熱改修工事
• 床材、内壁材等の内装工事
• 台所、浴室、便所等の改修工事
• 部屋の間仕切りの変更工事
• そのほか市長が適当と認める改修工事
補助対象者
次のすべてを満たす必要があります。
• 市内に対象物件を所有し、その物件に居住している。
• 市内に住民登録がある
• 市税を滞納していない
• 過去にこの補助金を受けたことがない
対象となる住宅
• 市内に所在すること
• 昭和56年6月1日以後に建築確認申請を受けた住宅
• 【昭和56年6月1日より前に建築確認申請を受けた住宅の場合】
木造住宅耐震診断などにより耐震性が確保されていることが証明できる住宅
• 不動産業を営む者、またはこれに類する者が所有する住宅でないこと
(自己が居住するための住宅を除く)
• この補助金の交付決定を受けてリフォームを行ったことがない住宅
対象となる事業
次の要件をすべて満たすリフォーム工事が対象となります。
• 次の(1)または(2)いずれかに該当する事業者との請負契約によりおこなうもの
(1)法人の場合:株式会社や有限会社など
・ 市内に本店を有する
・ 建設業法の規定により建設業の許可(注釈1)を受けている
(2)個人事業主の場合
・ 市内に住所を有する
・ リフォームの施工に係る実務経験を原則として10年以上(注釈2)有する
・(注釈1)建設業法第3条第1項の規定による国土交通大臣または都道府県知事の許可
・(注釈2)次のa.またはb.に当てはまる場合は、実務経験は下記の年数で可
a.高等学校等でリフォームの施工に係る専門の学科を卒業;5年以上
b.大学もしくは高等専門学校でリフォームの施工に係る専門の学科を卒業;3年以上
• 対象となるリフォーム工事費総額が税込み50万円以上であること
(注)他の補助金等の交付を受けようとする経費を除く
• リフォームが申請年度の末日までに終了する見込みであること
申請に関する注意点
※ リフォーム着手の14日前までに申請し、交付決定を受ける必要があります
※ 事前申請が必須(交付決定前に着手または完了した場合は対象外)
※ 申請から交付決定まで2週間程度かかるようです。
※ 年度ごとに予算枠があり先着順になっています。
※ 交付要件をすべて満たす必要があります。
※ 申請はつくば市役所3階の住宅政策課窓口へ必要書類を持参すること
(郵送は不可)
※ 申請書類に不備がある場合は受け付け不可(書類が揃った時点で正式に受付)
補助金申請の流れ
失敗しないための5ステップ
補助金は「申請すれば必ずもらえる」わけではありません。以下の流れをしっかり押さえておくことが重要です。
ステップ①|まずは制度の有無を確認
つくば市役所の公式サイト「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金」や、施工業者に相談して、現在利用可能な制度を確認しましょう。年度によって内容が変わるため、最新情報の取得が必須です。
ステップ②|対象工事かどうかをチェック
補助金の対象になる工事内容は、制度ごとに細かく定義されています。屋根修理でも「雨漏り修理は対象だが、塗装は対象外」などのケースがあるため、工事内容の精査が必要です。
ステップ③|見積書・図面などの準備
申請には、工事の見積書や施工前の写真、図面などが必要です。施工業者と連携して、申請書類を正確に整えることが成功の鍵です。
※ 必要書類は以下の通りです。
1,つくば市安心住宅リフォーム支援補助金交付申請書
(様式第1号)上記公式サイトからPDFでダウンロードできます。
2,住宅の所有者および建築年月日を書く委任できる書類
(a)または(b)のいずれか1つ
a.登記済証の写し
b.登記事項証明書(法務局で取得できます)
3,建築確認を受けた日を確認できる書類
(a)または(b)のいずれか1つ
a.建築確認済証の写し
b.台帳記載事項証明書(市の建築指導課で取得できます)
4,【昭和56年6月1日より前に建築確認を受けた場合のみ】
耐震性が確保されていることが証明できる書類
(木造住宅耐震診断結果報告書など)
5,リフォームに係る見積書の写し
注;明細がわかるものに限る
6,住宅全体および施工個所の施工前の写真
7,【対象住宅が共有名義の場合のみ】
共有者全員の同意書
8,【リフォームを請け負う者が個人事業主の場合のみ】
リフォームを請け負う者の経歴書
ステップ④|工事前に申請を完了させる
多くの補助金制度では、工事着工前の申請が必須条件です。申請後に審査があり、承認されてから工事を開始する流れになります。
ステップ⑤|工事完了後の報告
工事完了後、20日以内に以下の書類を提出し実績報告を行いましょう。
提出期限や書類不備に注意しましょう。
1,つくば市安心住宅リフォーム支援補助金実績報告書(様式第5号)
(様式第5号)上記公式サイトからPDFでダウンロードできます。
2,リフォームに係る工事の請負契約書または請書の写し
3,補助金対象経費の支払いを証明する書類(領収書)
注;明細がわかるものに限る
4,施工個所の施工後の写真
ステップ⑥|補助金の請求
交付確定の通知を受けた後、「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金交付請求書」
(様式第7号)を提出する。
(様式第5号)上記公式サイトからPDFでダウンロードできます。
請求書受理後に入金処理が行われて登録口座にお振込みされるとのことです。
よくある質問(FAQ)
Q. 屋根修理の補助金は誰でも使えるの?
A. 原則として、つくば市内に居住し、対象住宅の所有者であることが条件です。
賃貸物件や法人所有の場合は対象外になることがあります。
Q. どんな屋根材でも補助対象になるの?
A. 屋根材の種類よりも、工事の目的が重視されます。
軽量化や防災性向上に寄与する工事は、補助対象になりやすい傾向があります。
Q. 申請は自分でやるの?業者が代行してくれる?
A. 業者が申請サポートをしてくれる場合もありますが、最終的な責任は施主にあります。
信頼できる業者を選び、申請経験のある会社に依頼するのが安心です。
補助金を活用する際の注意点
• 予算枠に限りがあるため、早めの申請が重要。
2025年9月10日更新によると第2期申請件数46/50 残り受付可能件数4件
となっています。 (つくば市公式HPより2025.9.10現在)
(https://www.city.tsukuba.lg.jp/kurashi/oshirase/13800.html)
• 工事前申請が原則。着工後の申請は対象外に。
• 制度の変更や廃止もあるため、最新情報の確認が必須。
• 補助金ありきで工事を進めると、申請不承認時にトラブル
になることも。
まとめ
屋根修理は補助金を賢く使って、安心・安全な住まいへ
屋根修理は、住まいの安全性・快適性を守るために欠かせない工事です。費用面で不安を感じている方も、補助金制度を活用することで負担を軽減できる可能性があります。
ただし、制度の内容や申請条件は複雑で、年度によって変動もあるため、信頼できる地元業者に相談することが何よりの近道です。
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*この記事はつくば市の公式HPから内容を抜粋して作成しております。
より詳しい内容が必要な方は以下のリンクより
「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金」のページをご覧いただけますよう
お願いいたします。