皆さんこんにちは。茨城県つくば市で屋根工事を行っている有限会社ルーフトップスです。
台風は、日本に毎年のように襲来する自然災害です。台風による被害は、屋根の飛散や雨漏りなど、多岐にわたります。被害を最小限に抑えるためにも、台風が来る前に屋根の状況を把握し、適切な対策をしておくことが重要です。
今回は、台風が来る前に備えるべきポイントについて解説します。
必要そうだ、ではなく、必ず行っていく必要のある対策ですので、しっかりチェックしましょう。
■屋根の飛散を防ぐための対策
台風で屋根が飛散する原因は、強風によるものです。台風の風速は、時速30mを超えることもあるため、屋根の固定が十分でないと、飛散してしまう可能性があります。
屋根の飛散を防ぐためには、以下の対策が有効です。
・屋根材の固定をしっかりと行う
屋根材の固定は、釘やビスなどを使ってしっかりと行う必要があります。台風の風と相まって、飛散した屋根材で車や近隣住民の家のガラスを割ってしまったという例もあります。
・棟包板金(むねつつみばんきん)を固定する
棟包板金は、棟の周囲にある金属板のことで、屋根の強度を保つ役割があります。棟包板金が浮いたり、折れたりしていないか、定期的に確認しておきましょう。
・破損個所は補修する
破損個所は、早めに補修することが大切です。破損したまま放置しておくと、台風の風圧によってさらに広がってしまう可能性があります。場合によっては家の中にも影響が出る可能性があります。
■雨漏りを防ぐための対策
台風による雨漏りの原因は、強風や強雨によるものです。また、屋根の劣化や不具合も、雨漏りの原因となります。
雨漏りを防ぐためには、以下の対策が有効です。
・雨樋の排水口の詰まりを解消する
雨樋の排水口は、雨水を排水するための重要な役割を果たしています。排水口が詰まっていると、雨水が溜まり、雨漏りの原因となるため、定期的に掃除しておきましょう。
■屋根の補強だけは足りない?一番の台風対策は、屋根リフォーム!
台風シーズンに差し掛かる前に、補強を行うのも重要ですが、一番の対策になるのは、「屋根リフォーム」です。
「屋根リフォーム」は、文字通り、屋根そのもののリフォームを指します。補強をするだけでは弱い場合もある為、屋根材を新しいものに取り換えるなどの検討も必要でしょう。
屋根材にはいくつか種類があり、点検期間の目安は、屋根材の種類によって異なります。
・スレート屋根
スレート屋根は、7年~10年を目安に点検を行いましょう。熱や紫外線による塗膜の劣化が早く、10年ほどで表面がひび割れたり、剥がれたりすることがあります。また、安易な塗装は雨漏りの原因となることもあるため、定期的に点検を行うことが重要です。
・金属屋根
金属屋根は、10年~20年を目安に点検を行うとよいでしょう。耐久性に優れており、20年ほどは問題なく使用できます。しかし、経年劣化によって塗装が剥がれたり、錆が発生したりすることがあります。そのため、定期的に点検を行い、塗装の剥がれや錆を見つけたら、早めに補修しましょう。
・瓦屋根
瓦屋根は、20年~25年を目安に点検を行いましょう。瓦屋根は、耐久性に優れており、25年ほどは問題なく使用できます。しかし、経年劣化によって瓦が割れたり、ズレたりすることがあります。そのため、定期的に点検を行い、破損個所を見つけたら、早めに補修しましょう。
また、屋根材の種類だけでなく、地域や環境によっても、点検期間の目安は異なります。土地柄で台風が頻繁に来る地域や、山林に囲まれている地域であると、知らない間に屋根が破損している恐れもあります。
普段住んでいる分には、目にしない屋根だからこそ、急に壊れた、となったら焦ってしまうもの。急なトラブルで住めなくなる前に、定期点検・補修を行うことが重要です。
自分の住んでいる家の屋根材がわからない方も多いかと思います。その場合は、7年~10年の目安で、点検・補修を行うのがベスト。トラブルがあっては遅いので、何もないうちから専門業者に見ていただく事がおすすめです。
■台風対策を業者に依頼する際のポイント
自分たちで屋根に上って補強をすることもできますが、誤ってケガをしてしまう恐れもある為、安心できる専門業者に対応頂く方が間違いないでしょう。
台風対策として、専門業者に依頼する場合は、以下のポイントに注意しましょう。
・複数の業者に見積もりを取る
複数の業者に見積もりを取ることで、相場感を把握することができます。また、見積もりを作成する際、実際に、屋根材は何なのか?現状がどういった屋根の状態なのか?補強するだけでよいのか?屋根の葺き替えが必要なのか?等、確認する項目がいくつかある為、現地調査に伺います。
その際の業者側の対応も見て、信頼できる業者かどうかを見極めましょう。
・保証内容を確認する
保証内容を確認することで、万が一のトラブルの際にも安心です。ビスの補強が甘く、数日後の台風で屋根がはがれてしまった、等が、仮に起きても、保証がついていることで、再度対応していただけるでしょう。アフターサービスにどういった内容が含まれるかも、予めチェックしておきましょう。
・施工実績を確認する
施工実績を確認することで、実績のある業者を選ぶことができます。どのくらいの現場数をこなしているのか、どのあたりの地域をメインとして対応しているのか、を確認しましょう。実際に対応した工事の写真を見ることで、どのように工事を行ったのか、その流れや雰囲気を感じ取ることができます。また、完了の写真から、どのように対応したのかを見ることも可能です。
また、地元密着で活躍されている会社であれば、近くに実際に依頼した経験のある方がいる可能性も。そういった依頼者の声を聞いてみるのも、一つの手でしょう。
また、専門業者の中には悪徳業者と呼ばれるほど、悪質な業者もいます。「近所で屋根の工事をしていて、お宅の屋根がはがれているから伺いました。」と言って直す必要のない屋根を直され、ぼったくりに合ったというケースも、お客様の中でいらっしゃいました。
悪徳業者に引っかからないようにするためにも、信頼できる業者を選ぶように心がけましょう。
■まとめ
台風は、日本に毎年のように襲来する自然災害です。台風による被害を最小限に抑えるためにも、台風が来る前に屋根の状況を把握し、定期的な点検や補修を行うことが重要です。
茨城県つくば市に拠点を置く有限会社ルーフトップスは、屋根工事や外壁工事、水回りリフォームなど、幅広い工事を手掛ける会社です。
創業以来、地域密着で事業を展開してきた弊社は、豊富な経験と実績を誇ります。また、お客様第一主義をモットーに掲げ、常にお客様のニーズに応えるサービスを提供しています。
屋根工事では、ドローンによる屋根診断を実施しています。ドローンによる屋根診断は、お客さまの見える形で、簡易的に問題箇所を特定でき、その後屋根に上がることで正確で効率的な診断が可能です。
また、屋根の種類や劣化の状態に合わせて、最適な補修・修繕工事を提案しています。屋根の状態によっては、屋根材の張り替えや、屋根の葺き替えなど、大規模な工事が必要になる場合もあります。弊社は、お客様のご要望や予算に合わせて、最適な工事プランをご提案いたします。
台風のシーズンは、屋根の飛散や雨漏りなどの被害が発生しやすい時期です。台風による被害を最小限に抑えるためにも、屋根の点検・補修は定期的に行うようにしましょう。
もし、屋根の点検・補修を検討されている方は、ぜひ有限会社ルーフトップスにご相談ください。お客様の大切なお住まいを守るために、最適な工事をご提案いたします。
お問い合わせは、こちらから。