早いもので師走となりました。
今年 当社が承った火災保険(自然災害)申請コンサルタント業務において
お客様が受け取られた金額(支払われた金額)は、全体的に減額傾向が強かっ
たように思います。
昨年と比較して特に厳しく認定拒否された項目は雨樋(軒樋)の変形で、
積雪などが原因と思われる変形や歪みなどの多くは申請しても認定されない
ようです。
(加入保険会社の判断はそれぞれによるので、あくまで私個人がお客様との会話の中で感じた印象ということをご理解ください。)
また、共済(国民共済や県民共済など)系から支払われる「お見舞金」という一定額(5万円程度が多い)についても、わざわざ鑑定人を派遣してくるなど火災保険(自然災害)を利活用するという環境は厳しくなると判断せざるを得ないでしょう。
いざという時のために加入している火災保険も、利用する際に厳しい判定をくだされてしまうのでは本末転倒ですね。
新築など住宅ローンに付随して加入させられることが多い火災保険ですが、ご自身が加入している火災保険の内容をチェックして支払い条件など過不足など無いように準備してみてはいかがでしょうか。