我孫子市屋根工事
既設パミール(ニチハ)葺き屋根への、
ガルバリウム鋼板屋根材「シルキーG2(福泉工業)」によるカバー工法
本体施工スタート
この日は暖かく陽射しもあったので、
「屋根下のルーフィン」が柔らかくなりすぎ
急勾配(6寸勾配)の影響も強く出て、足元が不安定になってしまいました。
ところどころに歪が見えるところは、
体重を支え切れずに表面がズレてしまっています。
防水性能に影響はないと思いますが
夏場の急勾配の屋根には向かないかなと感じました。
(夏場の炎天下でも快適に作業出来る下葺き材ってなかなかありませんね)
夕方近くなって小雨がパラつきだしたので早めに終了しました。
(夜間は本降りになったようです)
翌日 朝の内は屋根面がまだ濡れており
「屋根下のルーフィン」は濡れている状態だと
とても滑りやすいと感じました。
(ほかの下葺き材と比較してより滑りやすいと感じたということで
濡れていれば滑るのは当たり前です。)
それもこれも急勾配のせいだと思いますが
どんな下葺き材でも濡れていたら屋根に上がることは控えましょう。
(という教訓ですね。時には現場を休む勇気も必要です。)
こちらは1階の屋根(下屋)に「屋根下のルーフィン」を
敷き込んだ状態です。
月曜日にコーキング屋さんがサイディング目地の
コーキングを打ち直ししてくれる予定なので
下葺き材の状態で作業を止めています。
(施工してしまったら汚さないように養生する必要があり、
余計な作業を増やしてしまいますからね)
外壁の立ち上げている部分の裏紙(ビニールシート)は
残してあるので、貼り付いていません。
コーキング作業が終了したら裏のビニールを剥がして壁に密着させます。
そして本日(土曜日)はコーキング屋さんもお休みなので
2階屋根の仕上げに取り掛かりました。
今回は樹脂材が欠品しており、次回入荷予定が3月中旬以降とのことで
18mm厚の赤松材(貫板)で棟包板金の下地をしていきます。
材木の下になる位置にチョークラインで墨出しして
その内側にエプトシーラーを貼り付けました。
貫板の取り付けが済んで、お昼を食べ終え休息していると
お昼前と比較して格段に強い風が吹き出し
天気予報でも午後に向けて風が強くなる傾向が出ていたので
作業の中断を決めて片付けました。
足場が風に押されてしまうので、
直接風の当たる面に張ってあるメッシュシートの屋根上部分を
外して半分程度に納めてから現場を離れました。