つくば市屋根工事および破風板板金巻き・雨樋交換など
既設瓦棒葺き屋根にカバー工法で「ICたてひら：スタンビーTL-455」を施工しました。
まずは下地補強で構造用合板12ｍｍを既設瓦棒屋根に重ね張りしていきます。
（こちらは1階の屋根です）
下地補強が済んだら下葺き材（ルーフィング）を張りつけていきます。
（今回使用したのは「エコルーフⅡ」重ね部が2重になっているので上側を捲ってタッカーで固定します。中間部にはタッカー止めをしないのですが、上下2ヶ所の固定（その分細かくタッカー止していく必要あり）で充分保持されます。
唐草や谷樋などを取り付けた後に「スタンビーTL-455」を施工していきます。
（水上部にはケミカル面戸を貼り付けます）
（棟の下地材としてヌキ板をケミカル面戸を押さえつけるように固定。
さらにヌキ板の外側に板金面戸を釘固定します。）
（スタンビーの重ね部前端に桟鼻を止め付け）
（最後に棟包板金を固定したら完成です。）
こちらのお客様はゴールデンウィーク前に着手していたのですが、雨天やその他の事情で6月中頃の竣工になってしまいました。
屋根工事だけでなく、破風板板金巻き・雨樋交換・室内のクロス貼替・一部外壁塗装・一部サッシ廻りの木枠交換・雨戸交換などなど。
一部外壁塗装というのは、数年前に屋根外壁等の塗装工事をされていたのですが、雨樋を外そうと建物の裏側に回った時に背中や腕が白く汚れるので、良く見たところ裏面の外壁が塗装されていないことが判明しお客様にお伝えしました。
足場を立てるととても狭くなるので塗装しなかったのでしょうか？今回足場が掛かっている間にその壁を塗って欲しいと追加工事を依頼されました。
数年経過しているので職人さんを呼んで現調してもらい、色合わせの上作業していただきました。
（こちらの写真の向かって左側の壁全面が未塗装でした。他にも正面に見える駐車場内の壁も同じように未塗装でした。）
また、資材置き場として近所の空き家（持ち主の方の了解を得て）の車庫スペースをおよそひと月半もの長期間お貸しいただきたいへん助かりました。
春頃の木材の値上げ（構造用合板や垂木）、夏前の鋼板系（スタンビーなど）の値上げ続くなか、値上がり前に購入した資材を問屋さんの方で保管しておくのにも限界があり、現場もしくは当社へ搬入したいと言われたための対策でお借りしました。
そしてこの値上げラッシュはこの後も7月8月と鋼板系屋根材などが続きます。
いろいろありましたが最後は「キレイになった」と喜んでいただけて良かったと一安心、先日足場を解体してもらったので周辺の清掃を行ってきました。
