取引先塗装工事店の依頼でつくば市で棟包板金の交換をしてきました。
ご覧いただいている写真の示す通り、「矩勾配」45度と足場が無いと身動き取れない状況です。
外壁と屋根の塗装を受注して足場を掛けた状況で、専門家のアドバイスをということになったそうです。
施主様と足場上から確認したところ、下地材から固定釘が抜け始めていて棟包板金が浮き上がって見える状況でした。
下地材の腐食が要因と考えることを説明して、全面交換のご依頼を受けました。
この勾配になると既製の板金ではうまく納まらないので、「矩勾配」の角度に合わせて寸法を指定して棟包板金の製作を納材店に依頼。
交換後に屋根と合わせて塗装するということで、在庫の豊富そうなブラウンで加工してもらいました。
既設の棟包板金と下地材を撤去
下地材を固定していた釘穴やひび割れをコーキング処理
下地材をビスで固定し防水シートで工事中の雨養生を施しました。
3人での作業でしたが急勾配ということもあり、作業は思うように捗らず、
棟包板金を全て取り付けることは出来ませんでしたが、翌日は雨天の予報だったので貫板に防水シートを張って作業を終えました。