年内最後の工事は阿見町で矩勾配の屋根にガルバリウム鋼板屋根材でカバー工法を行っています。

 2022年12月、年内最後の工事はガルバリウム鋼板屋根材「シルキーG2」

でのカバー工事です。


 彩色平板石綿スレート「アーバニー」葺きの矩勾配(45度)の屋根に「シルキーG2」でカバー工法を行っています。

 下葺き材は「貼ってGO」です。

 

「アーバニー」は厚みがあるため、通常カバー工法に用いるゼロスターターは使えません。

 今回使用した福泉工業の「シルキーG2」ではタイミング良く「アーバニー」用の改修用スターターをラインナップしたところで、早速取寄せて使用しました。

 写真は「アーバニー」用の改修用スターターです。

コの字部分が25mmと大きめに加工されています。(通常は15mm)


 すべての屋根面が繋がっているので、軒先から順番に施工していく必要がありました。

 屋根面が独立していればそれぞれの面を施工していけばよいのですが、繋がっていると途中まで本体施工を進めて、谷樋を入れたりケラバや雨押え板金などを取り付けなければ先へ進めない状況が発生します。

 今回の現場では助っ人をフルに頼んだので、私は屋根材を施工することがほとんど無く、谷樋やケラバ、桁用水切りに妻用水切り、棟包板金と終始板金役物の取り付けに追われていました。


トップライト廻り


 この日は棟包板金の下地となるヌキ板の取り付けまで終えました。


 残る作業は棟包板金の取り付けと壁際のコーキング処理、荷揚げ機の撤去と周辺の清掃です。

 足場の解体は29日に予定してもらったので、27日あたりには屋根工事の作業を終えるつもりです。

 

 今年は雨の多い年だったように思います。

 例年12月20日頃に工事が終わるように予定を組んでいくのですが、雨などでズレこんでしまうため思うように進まないのが実情です。

 今年も年内施工の予定でご契約いただいたお客様のうち1軒だけ、間に合わないと予想できた時点で来年への延期をお願いして了承いただきました。11月12月と連続で助っ人を頼んだ上の結果です。

 来年は対策を立てないとダメですね。

 


 




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