つくばみらい市で屋根工事(シルキーG2によるカバー工法)を終えました。
既設棟包板金を撤去し清掃。
下葺き材「貼ってGO」を全面に貼り付け、棟包板金の下地材となる垂木を取り付けました。
屋根垂木の位置をルーフィングに墨付け
スターターに一枚目の本体屋根材「シルキーG2」を取り付けたところです。
2枚目の屋根材に先付け用の雪止め金具を止め付け、3枚目の屋根材以降を葺き上げたところです。
因みに施主様の依頼でTVアンテナの支線を錆びてボロボロになった被覆線から、ステンレス(1.6mm)の支線に交換(サービス)しました。
谷樋の縁になる屋根材にはコの字型のカバーを取り付けます。
棟下地の垂木に合わせて立ち上げた屋根材の手前にエプトシーラーを貼り付けていきます。
貼り付けたエプトシーラーを押さえるように棟包の下地となるヌキ板を固定。
剣先から順番に棟包板金を取り付けていきます。
要所にシリコンコーキングで防水処理を施して屋根カバー工事は完了です。
夏なので支線は少しゆとりをもって張っています。
(夏に強く張りすぎて冬の寒さで縮んだ際に断線することを防ぐ目的でやってます。)
足場の解体後にテラスの屋根パネルを復旧して工事は完了しました。
今年は4~5月にかけて雨天が多く、思うように作業が進みませんでした。
その点では多くのお客様にご不便をお掛けしてしまい申し訳ないと思っております。
なんとか遅れを取り戻すべく助っ人を頼んだり休日返上で作業したりして、最近になりやっと仕事のペースが戻りつつあります。
この屋根工事では屋根材の入荷から完了までの期間が10日、作業日数は雨の日や休日を除くと実質4日でした。
さらに足場の解体後にテラス2ヶ所の屋根パネル復旧が必要だったので、お客様の立場になれば「長いなぁ」と思うのは当然ですね。
実際にはゴールデンウイーク明けに足場を設置し外壁の塗装から工事はスタートしていたので、おおよそ1か月半と長い間足場が掛かっていたことになります。