茨城県稲敷市にて取引先の塗装工事店の依頼で、雨樋の交換工事と板金(破風板やバルコニー笠木など)工事を実施しました。
最初に足場がかかった時点で既設雨樋の撤去を行いました。
この時に各部の計測をあらためて実施し、ベンダー加工を依頼しておきます。
外壁などの塗装が終わらないと干渉部の養生が必要になるため、塗装作業の進捗を確認しながら工事を進めます。
施工前の状況です。破風板の接続部の塗膜が剥がれていました。
板金取付後。破風板(木部)をしっかりカバーして、板金表面には釘(ビス)などを打たないように工夫して取り付けました。
〇印の箇所に釘やビスで固定します。
続いて雨樋の取り付けです。
既設の半丸樋(受け金具)からエスロンRV105という角丸兼用雨樋(吊り金具)に変更。
ステンレスのベースにポリカーボネイトの自在受けが組み合わされた吊り金具を使用し、
角面を前に取り付けることで全体的に洋風のイメージを損なわない仕上がりとなりました。
バルコニー手摺を取り外した状態で笠木を取り付け。
ここでも笠木上面に釘やビスなどを打たないように、下地板金を入れて側面にビスで固定する方法を採用しました。
出窓庇施工前。木部の角の塗膜が剥がれていました。
出窓庇部の木部をカバーするように板金を取り付けました。
ここでは固定箇所が少ないので庇直下の雨が当たりずらい部分にビス止めしました。
仮設足場の撤去翌日に、テラスの波板(ポリカーボネイト製:フロストタイプ)を取り付けて終了です。